92歳のすーばあちゃんは植物を育てるのが上手です。
マンションの小さなベランダですが、春になるとプランターの土の入れ替えも一人でします。
ゆずは風水的に重宝される縁起物
4年前縁起物と聞いたので、ゆずの植木をすーばあちゃんにプレゼントしました。
冬至の日のゆず風呂
ゆずには、ゆず=融通がきくという語呂合わせや、実をつけるのに数年かかるので長年の苦労がみのりますようにという願いがこめられているようです。
冬至の日にお風呂に入るのも冬至=湯治の語呂合わせからだとか。
冬至は一番昼が短いことから一陽来復の運を呼び込むため、香り高いゆずで邪気を払い良い日が訪れますようにとゆず湯につかります。
風邪をひかないとも言われていますね。
育てるのはすーばあちゃんで頂くのは私
そんなゆずですがトゲもあり隔年で実の数も違うらしく、けっして育てやすい木ではないと知ったのは、プレゼントしたあとでした。(歳を重ねただけで無知なことがバレますね私)
行くたびに「ほら花が咲いたよ」とか「小さな実がなったよ」と植木を見せてくれます。
でもすーばあちゃんは自分では食べずに全部私にくれようとします。
育てるだけ育ててもらって食べるのは私。
お姑さん虐待と言われても仕方ない?!
サボテンのお引越し
同じころ、そんなすーばあちゃんのベランダからサボテンの植木鉢の一つが我が家に来ました。
サボテンも厄除けの植物
おうちの鬼門(北東)裏鬼門(南西)にとげとげの植物を置くと良いとかで、我が家のベランダに引っ越して来ました。
サボテンも「厄除け」「邪気除け」と言われ風水では重宝されていますが、それとは別に良い運気も払いのけてしまうそうです。
なので置き場所には注意が必要です。
鬼門にある玄関ではサボテンは能力を発揮してくれますが、鬼門じゃない玄関に置くと良い運気まで跳ね返してしまうそうです。
気を付けてくださいね。
サボテンの花を見たことありますか?
サボテンの種類はおおよそ2000種だそうですが、すーばあちゃんのサボテンは花盛丸(かせいまる)といって大輪の花を咲かせます。
とても凛とした花ですが儚いことに、夜咲いて次の夜にはしおれてしまいます。
たった一日の命ですが、花がしおれて枯れた後小さなサボテンがその場に生まれます。
その小さなサボテンを摘み植えると、また新たなサボテンとなって育ってくれます。
あとがき
すーばあちゃんが私にサボテンをくれたのは厄除けのためです。
私たちがすーばあちゃんを想うと同時にすーばあちゃんも、いつも子や孫やひ孫のことをあんじてくれます。
すーばあちゃんのサボテンは今年も大輪の花を咲かせて、家族の心を和ませてくれました。
すーばあちゃんに感謝です。
読んでいただきありがとうございました。
またお目にかかれますように。
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