孫へのクリスマスプレゼントを買いに本屋さんに行きました

はー君
はー君

小学2年生です

ゲーム大好きです

孫のはー君は小学2年生。

一番の興味はやっぱりゲームみたいです。
ジャンルは違いますが私もゲーム好きなので、どんなゲームで遊んでいるのか気になるところ。

でも今回はも読んでもらいたくて、クリスマスプレゼントを買いに本屋さんへ行ってきました。

本棚の片隅で「秘境」と「陶器」が私を呼ぶ

「The Atlas Obscura 世界秘境マップ 冒険大好きキッズのための探検ガイド」(ディラン・スラス:文/ローズマリー・モスコ:文/ジョイ・アン:絵/樋口武志:翻訳/飛鳥新社:出版社)に吸い寄せられて

児童書コーナーでどれが良いかなと色々見て回ると、いつの間にかプレゼント選びを忘れて本に見入ってしまいました。(ダメなあめちゃんです)

児童書にも沢山面白いものがあって、ついつい目的を忘れてしまいます。
あれこれと本のページを繰っていると、はたと我に返りました。

違う違う、今日本屋さんに来たのははー君にプレゼントする本を選ぶためだった。
気を取り直してプレゼントにする本を探し始めました。

今年の誕生日にプレゼントしたのは、小学生向きの謎解きの本です。
なのでクリスマスもまた謎解きの本にしようか。
それとも何か物語にしようか。

そう言えば「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」が流行っていたっけ。
アニメでもしていたよね。

おしり探偵」や「かいけつゾロリ」なんかも良いのでは。

悩んでいたところにふと目に留まったのが「世界秘境マップ」でした。

この時点で、はー君が気に入るかどうかという一番大事なことが飛んでしまいました。(ごめんね、はー君

あめ
あめ

私好みの本!

秘境が大好きなわけではないけれど、世界はこんなに広いんだと思わせてくれる本だったので、気が付けば手に取っていました。

はー君には広い世界を見てほしいと5歳の誕生日には地球儀をプレゼントしました。

今では家族で国名を順々にいうゲームをすればはー君が一番です。

テレビで聞きなれない国名が出るとはー君に「どこにある国?」って聞くと、「どこどこの隣にある」とちゃんと答えてくれます。

大きくなって「ちょっと秘境に行ってくる」とか言われると困ってしまいますが、世界を見て広さを感じて何にでも挑戦してほしい。

秘境マップにイラストで描かれた場所には洞窟があったり、海底都市があったり、有名なボリビアのウユニ塩湖や日本の青ヶ島もあります。

イラストというのが何か想像力を掻き立てられます。

色々な国に思いを馳せて、世界の広さを感じて

「遠慮深いうたた寝」(小川洋子:著/河出書房新社:出版社)の素敵な装丁

本屋さんに行くといつも素敵な本との出会いが待っています。

はー君へのプレゼントのクリスマス包装を待っている間、店内を見て回っていたところ一冊の本に目が留まりました。

思わず二度見してしまいました。

あめ
あめ

陶器???

本のカバーが陶器に見えます。

よく見ると紙のカバーでしたが、光沢のある白をバックに陶磁器でよく見かけるで描かれた絵が中央に配してあります。

上出長右衛門窯六代目・上出惠悟さんが染付で描かれた陶板画が配されていてとても素敵なデザインになっています。

遠慮深いうたた寝

「博士の愛した数式」でご存知の方もいらっしゃると思いますが、小川洋子さんの9年ぶりのエッセイだそうです。

神戸新聞連載の「遠慮深いうたた寝」を中心に「手芸と始球式」「物語の向こうがわ」「読書と本と」で構成された作家さんの日常を思い描ける内容です。

小川洋子さんのタイトルはいつも「このお話はどんなお話?」と思わせてくれて読んでみたいと思ってしまいます。

「手芸と始球式」の中のタイトルを少しだけ書くと

・欠航と化粧品と号泣
・素数は私を裏切らない
・ふと──つい使いがちな「毒」

なんか読んでみたくないですか?

本屋さんに行った際は一度手に取って確かめてみてください。

写真ではわからない質感光具合を本屋さんで確かめてみるのも良いと思いませんか?

あとがき

本一冊には、書かれた作家さんだけでなくたくさんの方々が関わっていらっしゃいます。

そういった方々の思いを違う形で発信出来ればと思います。

ところではー君はクリスマスプレゼントを喜んでくれるでしょうか?
一緒に秘境の話をして、ゲームの話もしたいと思います。

あめ
あめ

読んでいただきありがとうございました。
またお目にかかれますように。

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